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3階 能舞台
 大野屋の歴史は江戸中期に始まります。
元々大野屋は、成田山新勝寺に納める蝋燭屋でした。しかし、参拝に訪れたお客様の中に「成田に宿泊する場所が無い」と言う方がいた為、一念発起し「旅館業」を始めました。この頃、成田では門前仲町にて「江戸出開帳」「市川團十郎公演」が行われ、御利益を求めて江戸を始め周辺一帯から信者や参拝客が沢山訪れました。

 現存する建物は昭和10年(1935年)に建て替えられたもので、現在の建築基準では不可能な木造4階建てです。

 それ以前の建物は2階建てになっており、安政5年(1858年)に表された『成田名所図会』にもその姿が見受けられます。現在は当時の銅板画を元に体験型博物館房総の村の入口にある「総屋(ふさや)」として復元されています。

 大野屋は平成17年(2005年)2月、登録有形文化財になりました。当時は市町村の合併前であった為、成田市初の登録有形文化財になり、産経新聞・読売新聞・朝日新聞・千葉日報に掲載されました。


 大野屋の鉄砲漬は、旅館の宿泊客にお出ししたことが始まりです。旅館業が閑散期である夏場に収穫される瓜をくり抜いて漬け込み、繁忙期である冬場に食事の際にお付けしました。又、お帰りになるお客様のご要望にお答えしてお土産用にも販売を始めました。



文化庁より送られた登録有形文化財の証



1935年現在の建物が
建てられたばかりの様子

大野屋

   大野屋の歴史